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2016年2月 2日 (火)

養生之暦 H28年 2月

201602


初春 四日立春 十九日雨水

◆暖冬予測が外れたかのような先月末の大寒波は驚きでした。零下4度は40年ぶりで、積雪量も26年ぶ りの記録でした。それでも、月間平均では、ほぼ平年並みか或いは高いのでした。この寒波の要因とされる偏西風の大蛇行は、やはりエルニーニョ現象の影響ら しく、北極を中心に眺めれば、極東・米国北東部・トルコからバルカン半島にかけて、偏西風が舌のように蛇行している姿が見られました。部分的な異常気象で はあっても、季節としての暖冬予測は外れていないようです。空の明るさと風の匂いも春めいてきました。大寒波の故か、少々の寒さにさえ春の予感がありま す。

◆先月末27日前後は、大寒波と満月の余韻とも思える特異的な日だったようで、斎場の稼働率が高かったようです。30年来の最も古い 患者さんのお一人、93歳のご婦人が、ご自宅で往生されました。年末の脊椎の圧迫骨折による痛みと動作障害の回復が驚くほどで、前日にも来院され、骨折由 来の痛みはほぼ半減していたのですが、少しばかり心此処に在らずで、目が泳いでいたのが気がかりでした。その19時間後に亡くなられたようです。

◆快・喜悦・安寧・安心・期待・希望、そして安らかな終焉の予感も含め、その善き認知と感情は、神経内分泌と免疫などの働きを通じて生存の生理活動を促進するプラセボ反応を発現するスイッチです。このプラセボ反応を、希望への生体反応と表現した人は偉い!! 医療・看護・介護の原点、戦略目標は、希望への生体反応を最大化をすることにあるはずです。真実の告知や医の科学も、この戦略に奉仕する小手先の戦術レベルの事柄に過ぎないのだと思います。

様々に様々の生 春を待ち Photo_4

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