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2016年1月

2016年1月 8日 (金)

プラセボ考 なんなのか?

(まとめ)

「効果」か「反応or応答」か 

  • 薬物効果の無いプラセボ(偽薬)の効果、とは矛盾した表現である。
  • (プラセボによる)好結果はニセ薬(プラセボ)の効果ではなく、それを服用した患者の反応である。正しくは 〈 プラセボ反応 〉 と呼ばれるべきである。(Will1988)
  • プラセボ効果では単に患者が騙されたのではなく、患者が意味ある出来事に応答し「意味づけする反応(meaning response)を作り出している。(Moerman2002)
  • 「期待」「反応」「意味づけ」 ─ こうしたことがそろって、プラセボ効果が現れるとする見解が支配的になりつつあり、プラセボ「効果」ではなくプラセボ「反応」と呼ぶのが妥当である。  

(以降、すべて「プラセボ反応」として記述する。)   

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2016年1月 4日 (月)

ケニア人の作業姿勢

2015年12月23日(水)夜、偶然にNHK放送の「ためしてガッテン」を視聴しました。
スペシャル拡大版ということで、てんこ盛りの内容でしたが、中でもケニア・マサイ族の生活習慣を取り上げたコーナーは目を引きました。
ケニア人(マサイ族特有という取り上げ方だったか)には「腰痛」がない。長時間の中腰前屈作業をしても腰が痛くならない!!というのです。

追記:
1.上腕(肘)を膝に副えた作業姿勢について
2.腰椎と骨盤・股関節の
動きがよく分かる動画 

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2016年1月 1日 (金)

プラセボ考 なぜあるのか?

(注目記事要点)

プラセボ(偽薬)反応/効果に関して、なぜあるのか? どんな意味があるのか? などに興味があって記事/文献を集めています。

プラセボに関する記事のEverNote

( 随時更新が反映されています。2016/1/1現在で79件 )
( [閲覧]ボタンをクリックしてご覧ください。 )

2008年刊の『代替医療のトリック』は、代替医療を批判的に検証した本として斯界に衝撃を与えた、そうです(文庫版の『代替医療解剖』は斜め読しました)。

「鍼はプラセボ?」 と問う前に、プラセボ(反応/効果)って一体なんなのだ?、ということに私は関心があります。

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養生之暦 H28年 1月

201601

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