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2015年12月 7日 (月)

養生之暦 H27年12月

201512

仲冬 七日大雪 二十二日冬至
◆【恒例・冬至夏至データ】
暦では冬も峠。昼間が最も短いのは今月22日冬至ですが、日の出が最も遅いのは1月2日~14日の7時23分頃、日没が最も早いのは今月の2日~8日で5時10分頃です。昼時間は、冬至で9時間56分、夏至で14時間24四分、その差は4時間半、朝夕で各々2時間程も違います。太陽が真南にさしかかる正午頃の太陽の高さ(角度)は、冬至で33度、夏至で80度で、その差は47度もあります(立春立秋で40度、春分秋分で57度、立夏立秋で73度)。
 
◆東太平洋の赤道付近で海面温が上昇するエルニーニョ現象。今年は観測史上2番目の高温で、世界的な異常気象が懸念されています。11月の気温も平年より2~3度程も高かったので、下旬の寒気がこたえましたが、傾向としては暖冬が確実のようです。
◆裸での安静状態で、暑さも寒さも感じない温度として温熱中間(性)帯という指標があります。この温度帯は個人差が大きいのですが、それ以上に地域差があります。米国では、19度~25度で中央値22度。日本では、26度~32度で中央値29度とされています。服を着れば、2度程低くなるようですが、彼の国の人々と体感温度で7度も違うとは驚きです。
◆冷え性対策の第一歩は、頭と首周りの保温。脳内温度の低下を最小にすることが、体感温度を恒温に保つ秘訣。

代名詞あふれて母の柚冬至 Photo_6

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