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2015年2月

2015年2月24日 (火)

違う見解

「日本人人質事件で日本政府が最初から救出する意図はなく見殺しにし、かれらが無惨な最期を遂げ」たとの言葉に驚愕しています。

ナチスの招聘を言下に拒絶したカタロニアの詩人と同じように、ISの無道非道との交渉の余地など有るはずがありません。
私は、涙すらうかべたというのが本当だとしたら、そのバカ指導者のアホさを嘆くだけです。

欺瞞に欺瞞で応じ、それを欺瞞で解釈する結果でしかないのがこのような言説だと、私には思われるのです。

悪が悪でしか無いのは、その悪が悪である事を自ら欺瞞しているからです。

交渉の余地などあり得なく、見捨てることが善でしか無くなっていることが、悪への戦いである事は自明であろうと思われるのです。

何故なのでしょうか。このようなボタンの掛け違い・・・・

ナチスの欺瞞を考えたことがありますが、彼らの悪がウソでは無く正義であるとして、彼らは何故に自らの身内にさえ欺瞞を強いたのか。

人倫の所以はどこにあるのか、という問い以前、モサドの欺瞞すら幼児的なのでは無いでしようか。

人倫の所以はそのような欺瞞とは無縁であるが故に、不問なのではないかと思われます。

様々な言説は無用としか言えない、そのような欺瞞の連続が、文明の退行としての人類の自然史として想定できますが、そのようなウソさえ「近代的」だと私には思われます。

そのような言説を紡ぐことに何の意味があるのでしょうか。

与那国住民投票は、「地政学的」なせめぎ合いの縮図だと思われ、どちらに属するかに正義はありません。
最後には、パワーバランスというリアルが残るだけでしょう。
善し悪しでは無く・・・・

彼の孤島の旧態の知的エリート諸氏の末裔たる自衛隊派遣反対派のリーダー医師の顔つきは無残でしたが、賛成派の叔父さんの脳天気も辟易でした。

争いの起源、人倫の由来、女性の地位向上と少子化、皆同じ回答を求めている人類史の課題ではないのかな、と考えています。

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2015年2月 7日 (土)

体を冷やすと風邪を引く!?

体を冷やすと風邪を引く、科学的根拠    WIRED 2015.1.17
この「おばあさんの知恵」には科学的根拠がないとされてきた。しかし、最近の研究によると、寒さはわたしたちの免疫系の、ウイルスに対する抵抗力を減少させるという。

「厚着しなさい。でないと風邪を引くよ」──。小さいころから何度となく繰り返し聞かされてきたこの知恵は、しかし今日まで、迷信じみたものとして解釈されていた。なぜなら温度が低いことと、一般的な風邪の原因とされるライノウイルスの感染リスクとの間に、相関があるという証拠は存在していなかったからだ。

寒さがライノウイルスに抵抗する私たちの免疫系の能力に影響を与えて、実際に風邪を引くリスクを増大させるであろうことを証明しているのだ。

ライノウイルスは体温よりも少し低い温度で、より増殖しやすい(人間の体温37度に対して、32〜33度前後)。ゆえに、ライノウイルスは増殖する環境として理想的な上気道、特に鼻の粘膜を攻撃する。

「わたしたちは、ライノウイルスに対する生まれつきの免疫性は、体温が低いとより弱まることを発見しました」。

何でも実証して「科学的根拠」を明らかにしないと気が済まないのが英米流なのでしょうが、「証拠」は一つでは無さそうです。

ライノウイルスが関与する風邪は約半分くらいといわれているそうで、ライノウイルス以外の病原体による呼吸器感染症や、体調不良による風邪様の病態などでも、上気道の温度・湿度や粘液・血流の動態などとの関連が実証されないといけません。

極寒の極地では風邪を引かないという伝説があるようです。
風邪をひかない?南極の不思議
北海道でも似たようなことがあるようですから、寒さと風邪の関係も、一定の条件下で成り立つようです。

バカは風邪を引かない、こともこれまた一定の条件下では成り立つのかどうか、科学的根拠とやらが示されないといけません(社会生活の豊かさ=人間関係の豊さと、風邪の罹りにくさについては実証研究があったような・・・・)。

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2015年2月 1日 (日)

養生之暦 H27年 2月

201502_2


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