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2014年11月25日 (火)

近 況 (2002/08/21)

この2ケ月の乱読斜読
経絡〈原形〉論を構想して以来、乱読を重ねて少々疲れて混乱気味。

ジー:脊椎動物の起源
グリビン:地球生命35億年物語
谷内透:サメの自然史
ドレファス:コンピュータには何ができないか
吉田政幸:分類学からの出発
中井久夫:家族の深淵
グレーリング:ウィトゲンシュタイン
本間祥白:経絡治療講話
大森荘蔵:流れとよどみ
大森荘蔵:時は流れず
ポルトマン:脊椎動物比較形態学
ジンマー:水辺で起きた大進化
山田幸生他:からだと熱の流れの科学
彼末一之他:脳と体温
小川徳雄:新汗のはなし
井原秀俊:関節トレーニング
小田伸午:身体運動における右と左
三木成夫:ヒトのからだ
三木成夫:生命形態の自然誌Ⅰ
桐谷圭治:昆虫と気象
ラタッシュ:運動神経生理学講義

特に21年前に大阪の旭屋で買ったらしいポルトマンの『脊椎動物比較形態学』は、三木成夫の源流の一つのようで2回半ほど通読。これで三木成夫の〔生命形態学〕をもう少し読み込むための準備ができたような・・・・・

温熱生理も入来や中山らの80-90年代の研究からすると工学系や分子生物学系の人たちの活躍が目立つようでなかなかに難解。
「生体の中の 熱移動現象は複雑で、定量化にはコンピュータの活用が」という工学系の人の展望は、「経絡は当分は科学では追えない」と述べた藤本蓮風先生の感想に近い。 総論と各論の乖離というべきか。ただ、日常観察にもっと深さがあれば、「個別的」な精密さとは別の次元で少し展開が開けるのではないかとも思う。

繰り言をいえば、会組織の運営をめぐるゴタゴタのババ引き関与からも、ボランティア経営者としての頭痛の種の資金繰りからも、腰痛原因の酔狂のペン キ塗りからも、解放されたらもっと時間がとれるだろうになと考えながら、この2ケ月で実用的で人前でも恥ずかしくないアクセス・アプリケーションを3本仕 上げたことで、少し逃げがあるのかなとも反省している。

◆臨床笑話 ( 全部実話です!)

したを向いて下さい。
・・・・ 「うつぶせに」のつもりで言ったのに、ホントに下を向いてしまったTさん。

したを出して下さい。
・・・・ ホントに「した」を出しかけた素直なAさん。

きをつけして下さい。
・・・・ 「横向きで手を真横にそろえて」のつもりだったのに、ホントにベット上の横向きで「きをつけ」してつんのめってしまった×さん。

「見慣れてますから。」(もちろん下着付きです。)
・・・・ と言ったら、「見せなれてません」といってしっかりと胸にバスタオルを巻いたSさん。

全部脱いで下さい。
・・・・ 「下着だけになって」のつもりだったのに・・・・・

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