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2014年11月18日 (火)

寒冷曝露と神経痛の増悪から考えること (2002/02/04)

◆腰椎椎間板ヘルニアの持ち主で症状がある人には、
 ① 腰痛(臀部も含む)だけの場合、
 ② 坐骨神経痛だけの場合(ほとんど腰痛はない)、
 ③ これらの混合型などがいる。
ヘルニアの出ている場所、出っ張り具合、ヘルニアが出てしまった椎間板組織の「傷」の状態などなどの様々な要因によって、腰痛が主の場合と、坐骨神経痛が主の場合などのタイプがあるのだと考えられる。

◆坐骨神経痛が主症状の方の場合、脚部が冷えると神経痛発作が誘発されたり、神経痛が増強されたりするのだが、なぜ脚部を冷やすと神経痛が出たり増強したりするのかについての説明には納得できるものがあまりない。
多くの場合、血液循環が寒冷によって鈍化してしまうから、などといった説明がされている。神経(束)が傷害されている部位が腰椎周辺部だとすると、脚部を冷やすとなぜ腰部の血行が阻害されてしまうのかが説明されないといけない。腰が直接冷やされれるのであれば話は簡単だが?

① 風呂上がりに坐骨神経痛が増悪すること
② 風呂上がりに下肢に「打ち水」をすると神経痛の増悪が抑制される(ことがある)こと
③ 下肢が寒冷に曝され冷えると神経痛が増悪すること
④ ふくらはぎの外側の坐骨神経の枝部位の神経に、直接到達するような圧迫や灼熱や電気などの刺激を加えると、即座に痛みが和らぐことがあること

これらの現象を、 「神経痛は、腰椎周辺部などで神経(束)が圧迫・絞扼され、神経(束)内のリンパ流や血流が阻害されて同部の周囲で鬱滞し内圧が上昇してしまう”傷害状態”が生じることで発生する」 とする仮説から統一的に説明できないだろうか?

◆この仮説から、下肢の冷却が神経痛を増悪させることの説明は、 下肢に走る坐骨神経の束の内部の循環量(血流もリンパ流も含め)が、寒冷曝露によって低下すると、より中枢側の”侵害状態”が生じやすくなっている隘路部では動脈性の鬱滞=充血によって内圧が高進し、”侵害状態”が生じて発現するのではないか、と想定できる。

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