神経痛に対するお灸の効果 (2001/11/12)
友人でご同業で思想家のM先生は、お若いとき発症した腰椎椎間板ヘルニアで重症の根性神経症状に苦しまれ、那珂川町のM先生のお弟子に手術を受けられる寸前で鍼灸に出会いこの道に入られた。
今でも「色々」と無理をすると腰痛や坐骨神経痛が出て辛いようで、灯油缶もご自分では運ばない運べない。
M先生は、お灸が大好きな「体験的お灸信奉者」である。
坐骨神経痛では、脚部の動脈系の循環が促進されるとかえって痛みが増強し、静脈系の機能促進で痛みが和らぐ、という前項の仮説が正しく、皮膚表面を焼灼 する灸がそのような病態に効果的であるとすれば、お灸は還流系の機能を改善することでその効能を現しているということができる。
ここまで辻褄が合ってくるといろいろな現象に合点がいく、と一人合点している。
神経痛や非炎症性自発痛の養生原則
「傷害状態」となっている部位の近位・中枢側(より身体中心に近い方)の端を境にして、遠位・末梢側は冷やす、近位・中枢側は暖める、という養生法はこれらの病症に想定する物理的メカニズムの仮説の理屈にかなっている。
M先生は、お灸が大好きな「体験的お灸信奉者」である。
坐骨神経痛では、脚部の動脈系の循環が促進されるとかえって痛みが増強し、静脈系の機能促進で痛みが和らぐ、という前項の仮説が正しく、皮膚表面を焼灼 する灸がそのような病態に効果的であるとすれば、お灸は還流系の機能を改善することでその効能を現しているということができる。
ここまで辻褄が合ってくるといろいろな現象に合点がいく、と一人合点している。
神経痛や非炎症性自発痛の養生原則
「傷害状態」となっている部位の近位・中枢側(より身体中心に近い方)の端を境にして、遠位・末梢側は冷やす、近位・中枢側は暖める、という養生法はこれらの病症に想定する物理的メカニズムの仮説の理屈にかなっている。
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