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2014年10月 5日 (日)

側彎の×氏他 (2001/11/05)

◆びっくりするほど背骨が左に側彎した×氏。 これほど見事な疼痛性側彎の方は久しぶり。C病院のMRIでも特に問題がないと言われ、ここ一ケ月も体がひん曲がって家でも職場でも大うけしていると苦笑されているが、触診で腰椎三番目あたりを探ると背骨の左側縁に強い圧痛とわずかな変位があり、拳で狭い範囲の背骨を叩打すると飛び上がらんばかりの痛みがある。三番目の椎間の左側に何らかのトラブルがあるはずだけれど、なんでXPでもMRIでも解らんのだろう。良く聞くと触診らしい触診はなかったとのこと。 ごく一般的には、椎間板の右側にかかる圧力を回避する反射が左側彎だろうが、氏の場合は矛盾している。

◆11年来、喘息と馬尾神経痛(主に臀部の痛み)で診ている○さん。 脚の筋力がだいぶ低下している。特に太もも。間欠性跛行(一定の距離・時間歩く・立つと、歩行と起立に難儀し休息で回復するような状態)もここのところ少しずつ強くなっている。 これまでの10年あまりの間でも同様に症状が強くなった時期もあり、今回もそのような悪化の波の頂点とも思えるが(希望的観測or思いこみ)、M先生の所で6年ぶりにMRIを撮ってもらうことになる。  

◆高校生の頃から診ている社会人3年生の△君。 下肢伸展挙上も30度で強陽性、しっかりと根性神経痛の様相が出ている。もうすぐ結婚するとのこと。しっかりと飛陽(ふくらはぎの中央外側で母趾側の神経症状が出る場合の特効穴)を揉むように。 神経痛の鍼灸治療の理屈は矛盾が大きいけれど、自分の体験からも、足首の関節の柔軟性にも関係するふくらはぎの深部の神経刺激点や筋肉の硬さを改善しておくことは腰痛養生の基本だと信じているのだが。 (私自身は、小趾側の神経症状に対応する外側のすねの附陽が「だる病み」に効果的だ。)

◆NHKの朝の番組で、膝痛を特集した公開放送の中で、レスラーみたいな立派な体格の理学療法師の先生が小生の「ふくらはぎ理論」もどき を紹介していた。思わずしっかりと見た。 「足首をくるぶしの上でしっかりと固定し、足首の関節を柔らかく数回ゆっくりと回す」と、膝痛の予防と治療に効果的との説明。 なかなかいい線を突いているけれど、ふくらはぎ深部の筋肉を支持系筋群として捉え、それと足首の関節の動的な柔軟性との関係、さらにそれが膝関節の動的安 定性に大きな役割を果たしていること、同深部筋群の握圧法を評価していないこと、などなどまだまだ足りないな、と思った。要は観察力と考える力じゃなかろ うか。

◆70歳にして四十肩に悩まされている○さん。 腋の下の後ろの壁を形づくっている筋肉や腱が硬く縮こまっている状態と捉えている四十肩は、上腕部の支持系筋である三頭筋(力こぶを作る筋肉の裏側)の握圧痛の改善が治療の目安だと考えている。 手首上の外関や内側のゲキ門、それと三頭筋そのものが握圧法の基本治療部位。それらの部位の自己マッサージあるいは握圧法がかなり効果的。ただ、これだけで効果的すぎると商売あがったりで困るけれど。

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