10年程前に軽い喘息を発症し、この時は半年ほど夜間の咳発作に悩まされるも、特に加療せず経過し自然寛解していた。
2013年9月頃より喘息再燃。時間帯限定での咳と喘鳴。対症的な鍼治で軽減。
手厥陰経の刺鍼で、直ちに「気管支拡張」感が得られることを強く実感!
(夜な夜なの発作時、フトンの中で刺鍼する図あり。)
2014年4月今までに無く「胸が塞がり、咳も出来ぬような」気管閉塞感に襲われる。SPo2最小は80%。この頃、呼吸器内科医を受診し、1週間のプレドニン内服、ステロイドと気管支拡張剤の粉末吸入剤(アドエア)、抗アレルギー剤を処方される。
気管支拡張は、鍼で対応できているのと、抗アレルギー剤も病態的に?なので(「気管支機能をバカにする」)不要と申し出て、ステロイド粉末(フルタイド)だけで3ヶ月継続してみることにする。
約2ヶ月フルタイド継続。時間帯限定の痰と気管狭窄感の発作は消長あるも続く。
発作出現の時間帯限定の時刻は、おおよそ 午後1時、6時、午前2時、4時頃。軽ければ自然経過1時間ほどで軽快。夜間の2時と4時前後は睡眠不足の原因ともなるので、手厥陰経の刺鍼でほぼ30分以内に軽快していた。
実は、日に10~15本の喫煙は完全には止めず、状態次第でプカプカ続けていた。
(完全に治癒したら治験にならぬ、というのが言い訳でもありました。ホントに苦しいときは、流石にほんの一時だけは止めても、のど元過ぎたらまた復活の連続なのでした。)
2014年、近所に出来た内科(漢方をよく勉強していて、なかなか謙虚な若手の医師)を受診し漢方エキス剤の処方を受ける(小青龍湯+麻杏甘石湯+附子)。これは2週+3週飲んでみたが、ほとんど無効だったような・・・・
以前から「痰」の性状(見た目・粘度・味など)に興味をもって内心観察していたが、2014年11月頃より、フトというかやっとというか思いついてデジカメ写真を撮ることにしたのでした。
最初は手持ちのスマホで撮ったのですが、接写に優れたと触れ込みのデジカメを別途購入してみました。
けれどこれが失敗。接写用のレンズ周りについたLED照明が、喀出した標本の「痰」をセットした少量の水を浸したガラスシャーレーに映り込んで邪魔なのでした。
結局、htcバタフライのスマホカメラはそこそこに優秀なのでした。
以下は、それぞれに立派な「痰」たちです。
どんな時の「痰」なのかは別途にご説明したいと思いますが、最後の2枚(1日違いですが)の違いが、症状として決定的に「難儀」さの差になっていました。
それにしても最後から2番目の「痰」、細気管支の姿を見事に塑っています。
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